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公共機関サービス設計・開発におけるプロジェクトマネジメント

業界:公共機関

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、国内の大規模な公共機関サービスにおける認証システムの設計・開発案件にて、プロジェクトマネジメント全般を担う支援業務を行いました。

主な役割は、開発そのものではなく、要件整理・スケジュール管理・ドキュメント整備・会議運営・課題管理など、プロジェクトを円滑に推進するための上流工程全般です。
特に、複数ベンダー・複数部門が関与する複雑な体制の中で、情報の集約と調整、進捗の可視化、課題・障害のエスカレーション対応といった、現場実務に根ざしたマネジメント力が求められました。

また、公共領域特有の厳格な文書管理ルール・成果物フォーマット・監査対応要件にも柔軟に対応。
プロジェクトに関わる全ステークホルダーの認識を統一し、高い品質基準を保ちながらも実行力ある推進を支援しました。

結果として、高評価をいただき長期にわたって信頼を得る成果につながりました。

プロジェクトの特徴

  • 公共機関向けプロジェクトに対応できる管理体制
    • 公共領域特有の厳格なドキュメントルール、品質基準、進行手順に沿ったプロジェクトマネジメントを実行。
    • 定期的なチーム内・顧客会議の運営、進捗報告、課題管理などを徹底し、透明性と一貫性のある運営体制を確立しました。
  • 成果物の品質と納品体制の強化
    • 多岐にわたる成果物(実施要領、議事録、報告書など)に対し、体裁・内容両面での最終確認と品質管理を実施。
    • 納品時の抜け漏れ防止や、顧客チェック対応も含め、スムーズな提出プロセスの構築に貢献しました。
  • プロジェクトのボトルネックをなくす統制力
    • 複数のステークホルダー(顧客・ベンダー・社内チーム)間の調整を担い、情報伝達や意思決定のボトルネックを解消。
    • 課題や障害の管理に加えて、次アクションが明確な状態を常に維持する運営を実現しました。

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